厨房の限られたスペースを活かす二槽シンクの製作
厨房や店舗の設備計画では、壁面や什器のすき間など、限られた横幅のスペースにシンクを設置しなければならない場面が少なくありません。既成品の二槽シンクは規格化された寸法で作られているため、こうした変形スペースにはうまく収まらないことがあります。今回は、実際に狭小スペース向けにオーダーで製作した二槽シンクの事例をもとに、限られたスペースを活かすためにどのような工夫ができるのかをご紹介します。


完成品
今回ご相談をいただいたのは、長野県内で新規オープンを予定していた飲食店様です。店内の壁面にできた横長のスペースを活用したいというご要望でしたが、既製品の標準サイズの二槽シンクではどれも寸法が合わず、開店までの期間も限られている中でのご相談でした。

お客様からお預かりしたラフ図
お預かりした当初の図面は一般的な二槽シンクの仕様でしたが、ゼロから設計するとコストも納期もかかってしまいます。そこで、弊社のオンラインショップで人気の定番モデル「SD-02」をベースに、寸法や仕様を調整する形でご提案しました。ご予算を抑えたいというご希望もあったため、変更点は必要な範囲に絞っています。

製作した図面
具体的には、水があふれるのを防ぐオーバーフロー構造を追加し、天板の立ち上がり部分をなくして作業がしやすい形状にしました。正面の幕板も取り付けない仕様にすることでコストを抑えつつ、限られたスペースを無駄なく使えるよう工夫しています。

完成品(店舗設置)
納品後の現場では、狭いスペースがそのままシンクの置き場として機能しており、まさにこの店舗のためだけの一台に仕上がりました。

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既製品のサイズが合わずお困りの場合でも、ベースとなる定番モデルを活かしながらオーダーメイドで対応できることがあります。スペースの制約でシンク選びにお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。
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