浴室手摺の位置で変わる使いやすさ

浴室に手摺を取り付ける際、「既製品で十分」と思われることも多いですが、実際には浴槽の位置や床の段差によって、使いやすい場所に設置できないケースも少なくありません。見た目には問題なく取り付けられても、またぎ動作や立ち座りの補助としては使いにくい場合もあります。


 

WEBからご相談をいただき、タイル張りの浴室に設置する手摺を製作しました。既製品では条件が合わなかったため、浴槽をまたぐ動作や立ち座りを無理なくサポートできる位置と高さに合わせて、空間に適した形状で製作しています。

 

手摺にはSUS304のΦ34パイプを使用しました。握りやすさと強度のバランスがよく、湿気の多い浴室でも安心して使いやすい素材です。また、壁面だけでなく床面でも支える構造とすることで、荷重がかかった際にもぐらつきにくく、安定した使用感を確保しています。

 

製作は、お客様からいただいた簡単なスケッチをもとに進めました。取り付け位置や寸法のイメージを整理し、詳細寸法を詰めたうえで、最終的にCAD図面へ反映しています。

手摺のような設備は、数センチの違いでも使い勝手が大きく変わります。そのため、ヒアリングだけで進めるのではなく、スケッチや図面を使いながら認識を共有し、完成形をすり合わせていくことが重要です。事前にイメージを明確にしておくことで、設置後の違和感を防ぐことにもつながります。

浴室のように条件が限られる空間では、既製品では対応しきれないこともありますが、設置環境や動作に合わせて製作することで、使いやすさと安全性の両立がしやすくなります。

 

「既製品では位置が合わない」
「使いやすい高さで取り付けたい」
といった場合も、用途や設置条件に合わせてご提案が可能です。スケッチや簡単なイメージからでも製作できますので、お気軽にご相談ください。

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